今回は『mib_twosided』ノードにしてみました。
この『mib_twosided』、珍しく見れば使い方が分かるノードではないでしょうか。
それでもあえて、取り上げてみます。
このノードは、”twosided”という名前のとおり、法線方向見て面の表と裏に別のマテリアルだったりテクスチャを割り当てるノードですね。
アトリビュートを見ると、パラメータは二つだけ。
Front
表面のカラー
Back
裏面のカラー
実際に使ってみました。
テスト用シーンとして、スタンフォードドラゴンに布をかぶせたものを用意しました。
この布に『mib_twosided』つかって、表と裏で別々のマテリアルを割り当ててみます。
シェーディングネットワークはこんな感じにしてみました。
布と岩肌のマテリアルを用意し、Frontに岩肌、Backに布を割り当てました。
表と裏で別のマテリアルがわりあたっているのが確認できます。
法線方向で表裏が決まるので、法線反転するとFrontBackも反転します。ちょっと意図的に一部の法線を反転させてみました。
こう↑なりました。
これ見れば法線の反転してる箇所が一目瞭然!
『mib_twosided』ですが、同様の機能は『condition』ノードと『samplerInfo』ノードでも実現できます。
Mentalray以外で同様のことをする場合はそっちで組む必要がありますね。
ひとまず『mib_twosided』はここまで。
こんな感じにたいして難しくないノードや見れば分かるヤツも確認してゆきますよっ!
Mayaは2012の英語版を使用しています。
最新のバージョンとは異なる可能性がありますのであしからず。
コメント