Houdini回。
図のような領域すべてが1で満たされたVDB Volumeを作る方法。
VDB Active(SOP)のパラメータ中程に沢山あるパラメータタブから、”Reference”を選択しておく。
これで、ネットワーク左上のノードvdb1で定義されてたVDBボリュームが、右上のノードbox1の領域内に、アクティブな状態(値1)で作られる。
例えるなら、領域内がすべて煙で均一に満たされた状態。
こんなの何に使うのかというと・・・いうと・・・えーと、とにかく使いたいと思ったのです。
とにかく、ボクセルデータの初期値が0より1のがいいって時が時々あるのです。
年に何回か使いたいときがあって、でも思い出せなくて手近な人に聞くという行為をもう4、5回繰り替えしたので、いい加減覚えようと思い書きました。
Volume(SOP)単体で作る単位ボリューム的なのを、VDBで作りたくなった時、上記の方法で作ってます。
VDB from Polygon(SOP)じゃダメなのかというと、ダメじゃない。
ただしノードをコネクトしただけだと、境界部分がモヤッと薄くなってしまうので、ちょいと設定する。
ここでは、Attribute Wrangle(SOP)で、適当に”a”というアトリビュートを作り、値を1に。
それを元に、VDB from Polygonsでボリュームを作成。あとFill InteriorをON。
これで、領域全部がアクティブ(1)のボリュームになる・・・たぶん。
余談
VDB Active(SOP)のExpand設定を時々使う。
通常、VDBボリュームは最適な範囲で作られるので、余分な領域があんまりない。
この何もない外側の領域を広げたい(ボクセルの範囲を大きくしたい)時がたまにある。
そんなときVDB Active(SOP)のExpand設定を使う。
以上!
間違い等ありましたらご指摘を!
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