こんなの作ってました。
作業画面はこんな。
Rebelwayのチュートリアル見返してて、ふと「ちゃんと作ろう」と思って。
背景はMegascan。
そういえば以前のバージョンにはMistのシェルフがあったけど、今のバージョン(H18)には無いなってると思って調べてみたら、見事に無いなってた。
ドキュメントのGas Mist Solverにも今後のバージョンで削除される的なことが書いてありました。Gas Mist Solverはちゃんと理解してなかったけど、なんか好きなノードだったんだけどなぁ。
結局Mistに相当する煙は、WhiteWater SourceをもとにPyroで作成しました。
WhiteWaterはボリューム化してレンダリングしてます。ボリュームのマテリアルをカスタムして反射を持たせられるのが、Mantraの良いところ。初めはRedshiftでレンダリングしようとしてたのですが、ボリュームに反射を持たせるのがうまくいかず結局Mantra。方法はあるのかもしれませんが、私には分かりませんでした。
水はメッシュ化せずにすべてボリュームで使用しています。この規模の飛沫でメッシュとパーティクルとボリュームを綺麗にMixするのが難しくて。
メッシュが悪目立ちするのです。シミュレーションの解像度を上げればメッシュも自然に見えるのかもしれませんが、お家環境ではあまり現実的ではなく。
今回作ったようなシチュエーションなら、メッシュなしでもイケる、と。
レンダリングはMantra結構かかりました。
時間重視で、Pixel Samplesを2×2とかまで下げてレンダリングしたのですが、さすがにノイズがすごく入るのです。
なんとかできないものかと考え、いろいろ調べていたら気になるものを見つけました。
Mantraの表示されていないパラメータで、Smplingの項目にJitterというのがあるのです。
ソースはこちらのスレッド
このパラメータを0にすると、ジッターノイズが発生しずらくなるらしい。変わりにモアレ?かな、そういうのが発生しやすくなるらしいけど、私の場合は気になりませんでした。
気になるノイズは軽減されましたが、完全に解消ってわけではなく、やっぱり消すためにはある程度はサンプル上げる必要がありました。それでも、設定を節約できたのは確かかなと。
じゃあ、今回は以上!
Mantra > Rendering >sampling > sample lock でJitterNoiseがランダムから一定になります。
記事に書かなかったのですが、実はSample Lockも一部使ってたりします。
BGみたいに動かないものはSanple Lockしておくとノイズはあってもチラつかないので有効にして、逆に飛沫の方はロックされたノイズが張り付いた模様のように見えるので無効にと使い分けたりしてます。
学習用にhipファイルを販売していただけないでしょうか?