No More Retake

3DCG屋さん向けTips&Referenceサイト

メニュー

Houdini:Cloth-pintoanimation-

Houdini回。Cloth系です。
忘れては調べてを繰り返すので備忘録も兼ねて。

Clothの一部分をターゲットオブジェクトの動きに完全に拘束する。

オブジェクトに”pintoanimation”というPointアトリビュートを持たせることで、そのポイントをターゲットポイントに完全拘束出来る。
この”pintoanimation”という名前がなぜだか私は覚えられない!

ここでは布に見立てたグリッドを用意。
ポイントアトリビュートpintoanimationを作り、布のはじっこは値1、それ以外は0にしている。
ここでは暫定的にpintoanimation=1に赤、0に青を割り当てて視覚化している。

ポイントアトリビュートpintoanimationの作成はAttribute Wrangleノードを使って下記のようなVEXを記述してそれを行った。事前にグリッドのX座標の最大最小値を出しておいて@min,@maxとしてます。

float value = fit(@P.z, @min, @max, 0,1);
@pintoanimation = int(chramp("ramp", value));

この状態でアニメーションを付ける。こんな。

それをシミュレーションする。
シミュレーションの際、Cloth Object(DOP)の設定でTarge Deformationが設定されていないと、そもそもアニメーションの動きが反映されないので注意!私よく忘れう。

んで、シミュレーション。
pintoanimationアトリビュートの値が1の箇所は、元のグリッドの位置に完全拘束され、それ以外は布のシミュレーションの挙動になる。
pintoanimationアトリビュートはint型なので、単純な0と1での制御になる。

以上。間違い等ありましたらご指摘を!

サンプルファイルはこちら

関連記事

コメントをお待ちしております

このサイトについて

3DCG Tipsサイト。Houdiniの記事が多めです。

RSS

follow us in feedly

Archives

  • 2024 (1)
  • 2023 (2)
  • 2022 (9)
  • 2021 (14)
  • 2020 (46)
  • 2019 (17)
  • 2018 (33)
  • 2017 (29)
  • 2016 (36)
  • 2015 (64)
  • 2014 (54)
  • 2013 (60)
  • 2012 (55)

スポンサードリンク

言語切り替え

  • English (United States)
  • 日本語

スポンサードリンク

言語切り替え

  • English (United States)
  • 日本語

Houdiniを使えるようになる本