Houdiniノード勉強回。Point Velocity(SOP)。
ポイントにVelocity(速度)アトリビュートを付与してくれる。
単にVelocity(速度)を計算するだけではなく、任意の方向の速度を足したり、ノイズを追加したりできるらしい。
パラメータを見ると沢山タブがありました。どうやら、速度計算やノイズの追加などがタブで分かれているようです。
詳細はマニュアルを見るとして、気になるパラメータや各タブの内容をざっと確認してゆきます。
パラメータ上の方
- Add Velocity・・・任意のベクトルを追加する。この値は最後に足されるらしい。
- Calculate Speed・・・Speedアトリビュート(速度vの大きさ)を作成。これはありがたい。
残りのパラメータはタブに分かれていますが、マニュアル曰く、タブの効果は左から順番に足されてゆく、と。
Basicタブ
Basicタブは、基本的な速度計算方法。
- Initialization・・・最初の速度計算方法。4種類から選ぶ。
“Compute from Deforming”・・・変形から速度を作る。Trail(SOP)の機能と一緒。
“Keep Incoming”・・・入力の速度をそのまま使う。
“Set to Value”・・・任意のベクトルを速度に設定
“From Attribute”・・・任意のアトリビュートを速度アトリビュートに指定
ほとんど、”Compute from Deforming”を使うのかなと。Trail(SOP)の感じ。下は”Compute from Deforming”設定。
Curl Noiseタブ
みんな大好きCurl Noise。結果は加算。
From Objectタブ
/obj階層で付いたアニメーションを速度計算に考慮する。これも加算される。
このパラメータ、面白いなと思いました。
私は、/obj階層でアニメーションをつけることは、ほとんどないのですが稀にはあるので、そういった場合、速度を求めようとしたらこういうのが必要になるのだなと思いました。
Conical Noiseタブ
これ、初めて聞くノイズのタイプでした。
わからんから調べた。
Conialとは円錐形のことらしい。だから、円錐ノイズかな。
つまり、任意のベクトル方向に円錐形のノイズを追加するのかな、と。
球体に対して、Concial Noiseのみ適用してみた。
なるほどなと。
うむ、次から自分で使える気がしてきた。
(Houdini17.0.352)
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