Houdini19で実装されたKarma XPU(Alpha)を試してみました。
解像度は1980×720で、1枚あたり1~2分のレンダリング時間。
マシン環境としては以下
・CPU:56コア デュアル XEON
・GPU:RTX2080Ti
同じシーンをKarma(CPU)の方だと、1枚あたり2~10分だったので、比べるとかなり違いますね。
特にボリュームがあると、時間に大きな差が出ました。
以下はHoudiniの画面キャプチャです。
作業としては、Karm(XPU)でレンダリングするまでに多少手こずりました。あまりマニュアル見ずにやってたから余計にです。
通常のKarma(CPU)であれば、SOP等で設定したマテリアルがそのまま反映されるのですが、Karma(XPU)に切り替えると、それらが反映されないというのがありました。
なので一旦マテリアル情報(shopmaterialpath)を破棄して、LOP側でマテリアル作成しています。
特にPyroに関しては、XPU Pyro Preview”という専用シェーダーがあり、それを使う必要がありました。
基本は、通常のPyro Shaderと同じなので、数値を合わせればプレビューの感じでレンダリングが出来ました。
Karma以外だと、導火線部分には、Houdini19で実装されたParticleTrail(SOP)とか使ってみました。
Sidefxのページにある、Content Libraryが勉強になりました。
てか、ほとんどそのまま使いました。
リンク載せときます。
https://www.sidefx.com/contentlibrary/sparkler/
あとはDebris Source(SOP)が、これまたHoudini19でPackオブジェクトにも対応したとのことで使いました。
Pack対応のおかげでネットワークがものすごく簡素化できてうれしい。
そんな感じです。
以上!
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