Houdiniノード勉強回。
Houdini18からPaint(SOP)が、Attribute Paint(SOP)に変更されました。これはポリゴンなどに直接ペイントすることができるノードです。Houdini18で改良されたノードのひとつです。
以下は、マニュアル。
https://www.sidefx.com/docs/houdini/nodes/sop/attribpaint.html
マニュアル曰く、新しくなって処理速度が速くなったり、ポイントに直接書けるようになったりといろいろ改良されてるようですが、一番すごいなと思ったのは、ネットワークの上流でポリゴン数が変わってもペイント結果が壊れないってのが可能になった点です。
こんな感じ。
ここではAttribute Paint(SOP)の上流に、PolyReduce(SOP)を入れてポリゴン数とトポロジを変更しています。
それでも、ペイント結果がある程度保持されています。
ちなみにデフォルト設定だと、従来のように壊れます。
ペイント結果が壊れないのはRecacheと呼ばれる機能のようで、パラメータに設定があります。
パラメータのRecachタブにあるのがそれです。
ここのパラメータ”Bypass Point Cache”を有効にします。
これでペイント結果がポイント依存ではなくなり、ポリゴンのトポロジが変わっても大丈夫になります。
また、その上にあるパラメータ”Recache Method”を変更することで、ペイント結果を空間基準でポリゴンに再投影したり、UV基準で投影したりと、いろいろ出来ました。
便利になりましたね。
以上、また次回!
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