Houdiniノード勉強回。
Copy to Point(SOP)を取り上げます。
Houdini18でCopy to Point2.0として新しくなったノードのひとつです。
これを使うことで、ポイントごとに異なるジオメトリを簡単に配置できるようになりました。
Houdini18以前は、CopyStamp(SOP)やforeachを使って実現していた機能ですが、Copy to Point(SOP)でこれが簡単にできるようになったのはうれしい変更点ですね。私は比較していないですが、以前の手法と比較しても高速だとか。
以下、参考用ネットワークです。
ネットワーク左側は、コピー用ジオメトリです。ここではテストジオメトリを4つ用意しました。それぞれにPointアトリビュート”variant”を持たせ、0〜3の整数値を持たせています。
ネットワーク右側は、コピー用のポイントです。Pointアトリビュートで、”variant”という0〜3の整数値をランダムに持たせています。この値に対応したジオメトリがコピーされます。
Copy to Point(SOP)の設定で、Pice Attributeを有効にします。これで、コピー元のポイントとジオメトリ、双方のvariantアトリビュートでマッチするものが配置されます。
使用頻度が高いノードなので、こういったバージョンアップは嬉しいですね。
以上!
サンプルファイルはこちら!
Houdini18.0.348
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