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Houdiniレシピ:”Connectivity”と”Partition”のコンボ

Houdini回。
今回はConnectivity(SOP)とPartition(SOP)のコンボ。
セットで使うことが多い気がします。

houdini_connectivity_v03


Connectivity(SOP)から。

houdini_connectivity_v04

Connectivity(SOP)は繋がったジオメトリのポイント(またはプリミティブ)に固有のアトリビュートを追加することが出来るノードです。
繋がったジオメトリってのがポイント。

houdini_connectivity

例えば、他のソフトで作った破片オブジェクトをHoudiniに読み込んだら全部で一個のオブジェクト扱いだった、なんて時(あるか?)、Connectivity(SOP)を使うことで破片を区別するためのアトリビュートを追加できる、と。
ジオメトリをピース毎に区別したい、って時に使います。

デフォルトでは”class”という名前のアトリビュートが作られます。
アトリビュートの中身は整数値。

connectivity_v02


次にPartition(SOP)。

houdini_connectivity_v05

これを使うと、先ほどConnectivity(SOP)で作ったアトリビュートを使ってGroupを作ることができます。

houdini_connectivity_v06

設定するのはGroup化のルールくらい。

houdini_connectivity_v07

RuleのとこにPiece_$CLASSとか書けば、変数$CLASSをつかってPiece_0,Piece1,・・・という名のグループができます。

ここでは、先のConnectivity(SOP)で作ったclassというアトリビュートでグループを作成しましたが、任意のルールでグループが作れます。


そんな感じ。

Connectivity(SOP)とPartition(SOP)はセットで使うことが多いです。
破壊やなんかでよく使うかなぁ、と。

ちなみに、破片を作るVoronoi Fracture(SOP)には、Connectivity(SOP)とPartition(SOP)が組み込まれていて、すでに破片ごとにグループが作れます。

以上、おかしなところがあったらご指摘を!

関連記事

  1. 2017.12.11

    Houdini:Error(SOP)

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