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Houdini:SubFrame

Houdini回。
フレームとフレームの間の値が欲しい時があります。

SubFrame_01上の絵でいうと、1.57613…の小数点以下の部分、0.57613…ですね。
この値があると、今、フレームとフレームの間のどのあたりかを知ることができます。
この例だと、0.57613…なので、フレーム間のちょうど半分よりすこし次のフレーム寄りだということが分かります。
フレーム間を補間するときに便利だったりします。

この値をVOPで求めます。
ネットワークはfloor(VOP)を使ってこう。

SubFrame_02

floor(VOP)は入力されたFloat値に対して、小数点以下を切り捨てて整数値を返してくれます。
エクセルとかにもfloor関数ありますね。あれと一緒です。

SubFrame_03

表で例示してみると、こんな感じ。

A floor(A)
7.9634 7
105.1257 105
-5.9123 -5

 

floor(VOP)で得られた整数値を、現在のフレームから引くと、欲しかった小数点以下を得ることができます、と。こんな具合に。

A A – floor(A)
7.9634 0.9634
105.1257 0.1257
-5.9123 0.9123

 


私は、ずっとこうやってフレームの小数点以下の値を求めてたんですが、最近、Fraction(VOP)というのがあることを知りました。
上記の小数点以下を求めることができるノードです。

SubFrame_04

ネットワークは繋ぐだけでOK。

SubFrame_05

便利ネ。


VEXで書くとこうネ。

#floor
f@subframe_A = @Frame - floor(@Frame);
#fraction
f@subframe_B = frac(@Frame);

 

以上!

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  1. 2014.12.03

    Houdini:FluitDrop

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