今回はFumeFXのコリジョンオブジェクトのTypeについてです。
– Object –
Type
Shell | ・・・ | 外壁だけの中身空っぽコリジョンモデル。 |
Solid | ・・・ | 中身も詰まったコリジョンモデル。 |
Free Flow | ・・・ | 貫通するけどコリジョンもするモデルかな |
左から、Shell、Solid、FreeFlow。Boxのコリジョンを置いてみました。
Fumeのグリッドは1m四方。設定はほとんどデフォルトです。
FreeFlowはコリジョンもするけど普通に通り抜けてますね。
Sourceをコリジョンの内部に配置してみました。
Shellは内側空っぽなので、煙がたまってます。Solidは中身の詰まったコリジョンなのでそもそも煙が発生してません。FreeFlowは相変わらずコリジョン&貫通。どっちつかずなヤツです。
コリジョンオブジェクトを移動させてみました。
●SpeedMul:コリジョンオブジェクトがどれだけ流体を押すか。流体版、摩擦のような感じかなぁ。
FumeFX4.10について質問なのですがSmokeを作った際、VDBでキャッシュを取りレンダリングしようとした場合、密度や色の濃さなどを変更してもレンダリング時に反映されないのですが、反映方法または色の濃さの調整方法などはあるのでしょうか?シェーダーのaistandartのDensityを使用すれば全体の色の濃さは調整できるのですがNukeを使って調整した時のように全体を薄くしたり濃くしたりしかできません、VDB化したものは軽くなる代わりに調整が効かなくなるものなのでしょうか?
まず私はFumeFXでVDBを扱った経験が無いので、申し訳ありませんが、ご質問にお答えできる知識を持ち合わせておりません。
それを前提に以下想像です。雑談程度に流していただければ。
FumeFXでVDBを扱ったことはありませんが、HoudiniからVDBを出力しMayaのArnoldでレンダリングというのなら経験があります。その際はシェーダーのDensity操作でボリュームの濃さを調節できました。VDBの用途を考えても「VDB化したものは軽くなる代わりに調整が効かなくなる」ということは考えにくいと思います。
最近リリースされたFumeFX5.0でVDBまわりも改良されたと聞いたので、それ以前では何か設定が必要、もしくは制限などがあったのかもしれませんね。いずれにせよ想像です。