Mayaで↓のように、数値が”e”を交えた表記になっているのを見たことはありませんか?
Mayaに限らず、いろんなソフトで目にしたことがあるかもしれません。
例えば・・・エクセルとか?
一瞬、「バグか」と疑いたくなるかもしれませんが、バグではありません。これは、指数表記(浮動小数点表記)という数の表記の方法で、
一般的に非常に大きな値or小さな値を表記する際に利用します。例えば、
1.2345e-006
という表記があったとします。
これを、もう少しなじみのある表記に書き換えると、こうなります。
1.2345 ×10-6
これを計算すると
0.0000012345
となります。
この非常に小さな値が”1.2345e-006″の正体です。
なぜ、”12.345e-006″なんてわかりにくい書き方をするのか?
“0.000012345”でいいではないか?
と思うかもしれませんが、もっと桁数が増えるとこの表記のありがたみが出てきます。
もっとも普段3DCGソフトを使っていて、これほど極端に大きな値or小さな値を使うことはまず無いかと思いますが。
それでも、時々目にする機会はあるかと。
ちなみにMayaで値を入力する際、この指数表記で入力することも出来ます。
適当なオブジェクトを作って、チャンネルボックスのTranslateの値に1.2345e006と入力すると、1234500と表示されるはず。
また小数点以下の小さな数の場合は、表示の桁数を変更しないと0としか表示されない場合があります。(表示桁数の変更方法はこちら)
参考サイトURL
http://oto-suu.seesaa.net/article/204829406.html
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