Houdini、こんなノードがあったのか勉強回。
取り上げるのは、Attribute Fade(SOP)。
The Attrib Fade operator scales a point attribute into and out of existence over a given time range.
This can be useful for triggering the input to a dynamic simulation, for example fading a fuel map in and out.
とのこと。意訳すると、
「アトリビュートの値を時間によって減衰させられるよ。ダイナミックシミュレーションの燃料制御とかに使えるんじゃない?」
とのこと。
ここではCd(カラー)を減衰させてみた。
Fade InとFace Outに関するパラメータにあって、アトリビュート値を0から徐々に増やしたり、逆に徐々に減らしたりできる。
このフェードのタイミング等をポイントアトリビュートによって個々に制御することが可能。
パラメータの”Fade Start Frame”に、アトリビュート名を記述すると、そのアトリビュートの値がFade Startの値として使われる。Fade Startは、フェードインが始まるフレーム。
パラメータ”Hold Scale”も使い方は同様。Holdはフェードインしてからフェードアウトするまでの停止時間。
実際のフェードのフレーム数指定はTimingsタブにあるパラメータで設定する。
ここでは上流でタイミング制御用にwrangleノードを作り、そこで”fadestart”、”holdscale”というアトリビュートを作成した。
これでフェードのタイミングを制御したものが、上記のgifアニメーションのものになる。
ちなみにAttribute Fade(SOP)には入力が3つあって、真ん中と右の入力は、”Fade Start Frame”と”Hold Scale”を別々に参照するためのもの。
真ん中が”Fade Start Frame”用、右が”Hold Scale”用。
以上。間違い等あればご指摘を!
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