Houdini回。
今回はこれ。Geometry(OBJ)ノードの真ん中あたりにあるパラメータ↓について。
上記のパラメータを”Clean Transform”にすると、状態を維持したまま、数値を強制的に0にすることができる。
言い換えると、原点以外の場所を0とみなすことが出来る、ってこと。
(Mayaのフリーズって、こんな感じの機能じゃなかったっけかな)
このパラメータ、選べる項目が沢山あるので、それぞれ確認してみようと思います。
Clean Transform・・・Translate,Rotate,Scaleの3項目すべて、現在の値を0とみなす。
Clean Translates・・・Translateの現在の値を0とみなす。”Clean Rotates”と”Clean Scales”も同様。
Extract Pre-Transform・・・上記設定で、一度0とみなしたパラメータに元の値を戻す。
Reset Pre-Transform・・・Pre-Transformをリセットする。
ちなみにCleanした値はどこに行ったのかというと、Pre-Transformというパラメータに格納されています。
Geometry(OBJ)では表示されていません。
表示するためには、パラメータのギアアイコンをクリック->Edit Parameter Interfaceから引っ張ってきます。
Pre-Transformのパラメータを作ると、そこにCleanした値が入っていることが確認できます。
つまり、このPre-Transformパラメータに値を逃がしたり、逆にそこから値を引っ張ってきたりしているということ。
これが何に使えるかというと、カメラとかライトの位置をうっかり動かしてしまったとしても、パラメータ見れば分かるし、値を0にすれば戻せる。
以上、私が最近知った機能でした。
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