Houdini回。COPで画像をデフォームさせる方法。
サンプルファイルCOP_Deform.hiplc
つまりこうじゃ。
ネットワークはこうじゃ。
COP Input(COP)ノードが紹介したいポイントじゃ。初めて使ったのじゃ。
このノードを内包する、VOP(COP)ノードの入力情報(pixel情報)を引っ張てこれるヤツかなと思うじゃ。
ここではノイズかけたXY値をUVに使うことで、画像を歪めていますじゃ。
作例と余談
丸いショックウェーブ的な絵を作ろうとして、調べていたのです。
AfterEffectsが得意とする領域ですが、Adobe製品が使えない場合というのも稀にありまして。
「Adobeがなんぼのもんじゃい、Houdiniで作っちゃるわい、」とやってみたのでした。
このネットワークは下のようになっています。
まず、初めのVOPノードで横長のヘアラインのような模様を作っておいて、それを次のVOPノードで極座標変換することで丸くしています。
そしてヘアラインの位置を変えると、円の大きさも変わりショックウェーブのように見えるというわけです。
極座標変換のVOPノードの中はこんな感じ。
to Polarノードが極座標変換してくれるノードです。
ここでは画像変換につかってますが、個人的にはポリゴンとかボリュームとかをグルっと丸くするのに時々使います。
詳細はサンプルファイルを参照。
以下、余談。
さて実際に使ってみると、この手の加工はやっぱりAEの方が圧倒的に便利だし楽ですね。
Houdiniでつくるもんぢゃない。
あと再生もAEのが速い。速いは正義!
最近のバージョンアップでは放置気味のCOPですが、もしこれがNukeやAfterEffects並みに強くなったら、作業の後半工程をHoudiniが牛耳る契機になるやも・・・とか思ったり。
個人的には、エフェクト用の2D素材もバリバリCOPで作れるようになったらいいなと思います。
参考
https://www.tokeru.com/cgwiki/index.php?title=HoudiniCops
cgwiki様いつも勉強になりますm(_ _)m
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