Houdini回です。
以前、煙でパーティクルを動かすってのをやりましたが、今回はそれの別解です。
前の記事の時は、POP Advect by Volumeノードを使ってパーティクルを動かしました。
同様の事を、VDB使って出来るっぽいです。
VDB Advect Points(SOP)というノードがあって、これを使うとVDBでポイントを動かすことが出来るようです。
キーワードはSOPとVDBです。
VDB Advect Pointsつかってポイントを動かす部分のネットワークはこんな感じになりました。
fieldをVDBに変換したら、Velフィールドがxyzの3つのスカラーVDBになってしまったので、VDB Vector Merge(SOP)で1つのベクターVDBにしました。
バラバラのスカラーVDBでもいけるかなと思ったけど、ダメでした。
VDB Advect Pointsで使うVelocity VDBはベクターデータでってことですね。
VDBを使うこの方法の特徴は、移流の処理がSOPだということと、処理自体が軽いことです。
solver(SOP)を使ってる時点で厳密にはSOPとは言い難いかもしれませんが、SOP感覚で使えるってことで。
ageやid等のパラメータも必要なら自分で用意しなければならないので、DOPと比べると手間はかかるかもしれません。
ただ、処理が速い。
面倒さを補って余りあるメリットかも。
プレビュー再生時のキャプチャのっけときます。
これで1,000,000ポイントです。
(ViewにFPS表示って出来なかったっけかな?)
以上、今回はここまで!
へんなところあったらご指摘を!
また次回。
SampleFile ->VdbAdvect_Sample.hiplc
(Houdini 15)
最近、貴サイトの存在を知り、よく拝見させて頂いております。
さまざまな事例が図解入りで大変分かり易く紹介されており、うろ覚えの部分など、大変参考になります。
さて、FPSの表示についてですが、もうお気づきかもしれませんが、ディスプレイ・オプションの中で指定可能なようです。
Display Option -> Guides -> Additional Information -> [v]Show Time
ありがとうございます。励みになります。
FPSの表示、大変参考になりました。
毎度、思い出せず地味に苦労してたので。
精進します。