『mi_car_paint_phen_x_passes』の続きから。
Flake Parameters
Flakeは顔料の層にある金属片のこと。
Flake Color
Flakeの色。
デフォルトは白。(下のサンプルは”Weight”=5)。
黒の場合はWeight=0と同義かな。
Flake Weight
Flake Reflect
Flakeの反射。デフォルトは0。
通常0.1くらいで十分らしい。
あまり高い値は使わないらしい。
Flake Exp
Flake Density
Flake Decay
フレークの減衰距離。フェードアウト。0で減衰しない。
1ピクセルより小さいフレーク等、チラツキの原因になるアーティファクトを消したり、レンダリング時間を短くしたりが目的。Decayは衰えるの意。
Flake Strength
フレークの向きの差異・・・これじゃよくわからん。
0でフレークがサーフェイスの向きにそろう。
値が高いほどフレークのランダム感が増す感じか。
有効範囲は0.0~1.0。
(サンプルはFlakeWeight=5とFlakeを強めに設定してあります。)
Flake Scale
フレークの大きさ。デフォルトは0.12。
(サンプルはフレークを強調してます)
Reflection Parameters
Reflection Color
Edge Factor
Reflection Edge Weight
エッジ部分(カメラに対して垂直な面)の反射の強さ。クリアコートは正面よりエッジの方が反射が強い。
(サンプルはEdgeFactorを強めに設定してます)
Reflection Base Weight
Samples
光沢のサンプル数。”Glossy Spread”で光沢をぼかした場合、Samplesの値が少ないとノイズが入る。
Glossy Spread
Max Distance
反射の有効距離。値を入れて反射距離を制限することでレンダリング時間の短縮が図れる。mia_materialにもそういうのありましたね。
Single Env Sample
環境マップを最適化するそうな・・・よく分かりません。Onだと環境が一度だけサンプリングされる・・・はず。
Dirt Parameters
Dirt Color
汚れのカラー。
Dirt Weight
Advnced Parameters
Irradiance Weight
Global Weight
以上、パラーメータの確認はここまで。
mi_car_paint_phen_x_passesにはBumpノードがないので、Bumpを実装する場合は、”bumpCombiner“もしくは”mia_material“を使ったりするとBumpが実装できるようです。
以上、mi_car_paint_phen_x_passesについて2回にわけてお送りしました。
間違い、勘違い等ありましたら、ぜひご指摘を。
ではまた。
Mayaは2012の英語版を使用しています。
最新のバージョンとは異なる可能性がありますのであしからず。
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