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Houdiniノード:Wedge(ROP)

Houdiniノード備忘録。Wedgeノード(ROP)

wedge02
同じROPノードを異なる設定で複数回実行できる。

wedge01

以下、使用手順。

1:Output Driverで出力したいROPノードを指定

wedge01

指定先のノードの出力パスにWedge変数($WEDGE)もしくはWedgenum変数($WEDGENUM)を入れるのを忘れないように。
これないと、出力が上書きされる。

wedge03

●Wedge変数($WEDGE)
“Prefix”_”Wedge Parameter Name”_”Wedge Num”.”Parameter”で構成される
例:`$OS`_$WEDGE.$F4.bgeo.sc → fxparticles_wedge_seed_0.000000.0001.bgeo.sc

●Wedgenum変数($WEDGENUM)
いくつ目のWedgeかを表す数。
例:`$OS`_$WEDGENUM.$F4.bgeo.sc → fxparticles1_0.0001.bgeo.sc

 

 

2:”Wedge Parameters”の数をふやす

wedge02b
変更したいパラメータが1個の場合は1でおk。
2個以上の場合、Wedgeはパラメータの全組み合わせを出力する。(Random Samplesの場合は別)

 

 

3:Name、Channel、Rangeを設定する

wedge02c

●Name・・・・Wedge変数に追加される名前
●Channel・・・変更するパラメータのパス。
●Range・・・変更するパラメータ数値の範囲
●Number of Steps・・・範囲の分割数。Random Sample有効時は使えない。

 

 

4:パラメータのばらつきを「ランダム」or「等間隔」で設定

「ランダム」
Random Samples有効にする。
wedge04●Number of Sample・・・Wedgeの数
●Random Seed・・・ランダム値生成用Seed

Wedge Parameterが複数の場合も、Wedge数は”Number of Sample”で指定した数となる。
パラメータの数値の組み合わせもランダム。

 

「等間隔」
Random Samplesm無効にする。

wedge05Range0~9で、Number of Steps10の場合、このパラメータは0,1,2,3,4,5・・・9と1ずつの間隔で10回計算する。
複数のWedge Parameterが設定されている場合、それらのパラメータの全組み合わせがWedge数となる。
たとえばパラメータAのNumber of Stempsが5、パラメータBのNumber of Stempsが6の場合、Wedge数は
5×6=30
と30パターン出力することになる。

 

 

5:Wedge(ROP)の”Renderを押す”

wedge06
RenderボタンはWedge(ROP) のを押す。
これで、ファイルがいっぱい生成される。

以上、ここまで。
まちがいあったらおしえてください。
また次回!

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