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Maya:『Contour系ノード』 その2

前回に引き続きContourについてです。
検証バージョンはMayaは2012の英語版です。
より新しいバージョンでは設定が変更になっている可能性もありますのであしからず。

Contourノードを使ってラインを描画する場合は次の手順で行います。
(ここでは極力、Contourノードのみで設定する方法を紹介します)

Contourノードは下の絵の赤枠内のノード群のことです。
Contour_22

ではやっていきます。

step1

CustomShadersのContrastShaderに”contour_contrast_function_level”もしくは”contour_contrast_function_simple”をコネクト。
このノードで何処にラインを描画するかを定義します。

step2

customShadersのStore Shaderに”contour_store_function”もしくは”contour_store_function_level”をコネクト。
Contour_19

step3

ContoureShader(ここではcountour_shader_simple)を作成し、マテリアルのSG(ShadingEngine)の”ContourShader”にコネクト。
マテリアルはラインを出したいオブジェトにアサイン。
このContourShaderでラインの色や太さを定義します。
Contour_20

step4

カメラのShapeNodeにContourOutputをコネクト(ここではラインのみ出力するcontour_onlyをコネクト)。
HyperShadeで、こうドラッグしてデフォルトでコネクトすると楽です。

 

step5

カメラのLegacyOutputShadersにある”Contour”をONにします(ContourOutputをカメラにコネクすればAttributeEdditorに出てきます)。
これでこのカメラでレンダリングした場合のみラインが描画されます。
Contour_21レンダリングするとラインのみ描画されます。

今回はここまで。
次回は各Contourノードを見ていきたいと思います。

Mayaは2012の英語版を使用しています。
最新のバージョンとは異なる可能性がありますのであしからず。

その1へ その2へ その3へ その4へ

参考URL

http://me.autodesk.jp/wam/maya/docs/Maya2010/mr/shaders/node28.html#SECTION26

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  1. 2014.05.22

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