Houdiniノード勉強回。
Edge Cusp(SOP)について。
マニュアル曰く、”Sharpens edges by uniquing their points and recomputing point normals.”
訳すと、このノードは「ポイントをユニークなものにすることでエッジをシャープにし、ポイントの法線を再計算する」。
たとえば、デフォルトのポリゴンの球に繋ぐとこうなる。
エッジをシャープにする機能だけだと、あまり使いドコロが無さそうなのだが、Edge Cusp(SOP)にはもうひとつ、エッジを分離する機能がある。
こんな感じ。
上のアニメーションは、Edge Cusp(SOP)を使ってグリッド内部のエッジを分離して、2つの領域に分けています。
動きは、別ノード(Exploded View(SOP))でつけています。
あと、わかりやすく境界エッジに色付けてます。
ネットワークは以下の通り。
このようにEdge Cusp(SOP)を使うと、エッジを分離することができます。
注意点として、パラメータの”Cut Boundary Points”を有効にする必要があります。
パラメータ”Group”では、分離したいエッジのグループを指定するのだが。
例えば、ここに*を記述すると、すべてのエッジが分離され、ポリゴンがバラバラになる。
同様のことは、Facet(SOP)の”Unique Points”オプションでもできるが、Edge Cusp(SOP)の方が機能が少ない分シンプルに感じられて良いな、と。
以上、ここまで。
詳細はマニュアル参照
https://www.sidefx.com/docs/houdini/nodes/sop/edgecusp.html
Houdini17.5.327
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